2018年9月27日王位戦。
3-3で迎えた最終局。豊島将之棋聖が菅井竜也王位を下し、王位を獲得した。
豊島棋聖は王位を加えて、二冠。
これまでは、八大タイトルを8人で分け合っている状態だったので、唯一の二冠に。
ついに、豊島将之最強時代が始まったと言っても過言ではないだろう。
思えば約1年前、ランダムアクセスメモリでこんなエントリを書いた。
バズったわけではないが、不人気ブログの中では多めのアクセス数。
まあ、「将棋 最強」などで検索してきた人が迷い込んで来ただけだが、それでもよい。
このエントリの中で、レーティングを根拠に豊島最強説を唱えたが、ついに具現化した形だ。
思えば、豊島二冠は藤井七段のようなセンセーションを起こしてもおかしくはない逸材だった。
一時は小学生プロの目も残していたし、結局は中学生プロすらも逃したが、16歳四段は十分に若い。
それからは高勝率を続けるものの、タイトルだけには縁がなかった。
それが今年に入って二冠。
これから全盛期を迎えるはずなので、豊島時代が訪れてもおかしくない。
今後は、羽生竜王、藤井七段に続く人気棋士となり、一般での知名度を獲得していくだろう。
そして、テレビは「豊島? 強いよね?」を再発掘してコスりまくる。ちょうど、「大迫ハンパない」と同じような感じに。そんな未来が見える。見えすぎる。
というわけで、豊島二冠、おめでとうございます!
ランダムアクセスメモリは豊島二冠を応援し続けます!
#ちなみに現在のレーティング1位は広瀬章人八段だったりする。